HImagination Gallery

徒然なるままに、思ったこと感じたこと考えたことを何とはなしに羅列していくものです。

HImagineが考える『ラブライブ!サンシャイン!!』

  何かを考える、という行為は頭を慣れさせておかないとどんどんできなくなっていくらしく、そういう意味で脳の錆び付きを切実に感じてます。HImagineです。ちなみに「ひまじん」と読みます。
  ぼくが何者かという点ですが、単に「ラブライブが好きなやつ」という認識で十分です。ただ書きたくなることがあるから文章を書いた、それだけに過ぎません。
  文章を書くことを半年以上も忘れていたため、これを書くにあたって読みづらいところもあるかもしれません。その辺りについては、ご意見いただければ改善したいと思っております。
  さて今回は、ぼく自身の『ラブライブ!サンシャイン!!に対する考えの表明をしたいと考えています。このコンテンツを楽曲・キャラとキャスト・アニメの各要素に分けて、自分が感じているままのことをつらつらと述べていきます。

  この文章に論理性はあまりありません。ぼく個人が思っていることを並べていくだけなので、感性に依るところが大きくなっています。しかしながら、人間が決して理詰めだけで生きているわけではないこともまた、事実です。
  これは誰かを納得させようとするものではなく、「ぼくはこう思っている」というただの感想に過ぎません。
  長くなりますが、どうか最後までお付き合いください。


・楽曲
  ぼくが一番好きな曲はStrawberry Trapperなんですよ。
  さて。サンシャインになってから、楽曲の力が弱いように思える…という印象は、残念ながら自分にもあります。その理由は、ひとえに歌詞の弱さだとぼくは考えています。感覚的な物言いを許していただけるなら、

「耳・心に残らない」

ということです。
  口ずさみたくなったり、聞くと涙が出そうになったりするような曲が少ない。フレーズの使い回しやメッセージ性のなさが、特にアニメ出身曲に感じられました。ススメ→トゥモロウ枠としての決めたよHand in Handは力不足だ、というのが本音です。
  キャストの項で後述しますが、ユニットそのものが歌って踊ることを前提に組まれているため、歌の個人差が(特に初期曲で)大きかったμ'sに比べて聞き心地は良いです。しかし楽曲の側が、Aqoursの利点である「育ちの良さ」を活かしきれていないように思えてなりません。色んな方向性の歌を出す、というスタンス自体は悪くないですが、それゆえに「Aqoursらしさ」をほとんどの楽曲から感じられません。

  ……この「Aqoursらしさ」とは何か?  という点こそが、ぼくのサンシャインに対する最大の疑問になっていますが、それについてはアニメの項や最後のまとめで述べたいと思います。


・キャラとキャスト
  この二つは本来、独立しているものではないと考えています。
  これが『ラブライブ!』でないならば、そんなことを言ったりはしません。声優さんは様々な作品で様々なキャラを演じるのですから、声優―キャラ間の繋がりはそこまで強くありません。
  しかし、このコンテンツは『ラブライブ!』の名を冠しています。その最大の特徴は「アニメとリアルの融合」であるはずです。しかしながら現状は、キャスト側のプッシュがどうにも強すぎる気がします。

  少しキャラの話に移ります。
  現状、ぼくはサンシャインの推しを確定できていません。理由は色々ありますが、その中の大きな一つとして、どの娘についても「決め手」と成りうる要素を感じられない、というのがあります。
  これが一概に悪いとは思っていません、むしろ良いとぼくは考えています。何だかんだでキャラのアクが強く、人によって好き嫌いの区別が生じがちだったμ'sに比べ、魅力という点ではむしろ勝っているとも言えるのではないでしょうか。
  しかし、あと一押しが足りない。
  世の中にG'sマガジンを買ってる人間がどれほどいるか知りませんが、ぼくのように、単なるオタク趣味の延長でラブライブに触れた人間は少なくないはずです。そういう層にとって、サンシャインの世界観に触れられるのはアニメやスクフェスたまにCD程度のものです。
  その限られた情報源の中で、キャラの魅力を紹介することがどこまでできるか?  と考えると、やや限界を感じざるを得ません。

  キャスト・ユニットの話に戻りましょう。ぼくはさほど歌手・声優に詳しくないですし、正直Aqoursのキャストの方々を一人も知りませんでした。
  もちろん、それはマイナスではないでしょう。ブシロードの意向を含めた声優を用意せざるを得ず、歌もダンスも(年齢も)まちまちだったμ'sより、ライブパフォーマンスを重視した人選ができているということですから。ニコ生をはじめ、それぞれがサンシャインに対して真剣なのも、とても伝わってきます。
  また運営批判か、と思われるかもしれませんが、彼女らが作ってくれている色々な展開の基盤を、果たして活かしきれているのか甚だ疑問です。新規プロジェクトが(バレンタインSidみたいに)空中分解せず、できるだけ早くに実現してほしいなと願ってます。


・アニメ
  GODを地上波に降臨させろ(真顔)。
  アニメについてはTwitterで色々言ってますし、リプでFFの方と語ったりしてました。言いたいことは多岐に渡りますが、全部ぶちまけると自分自身がどうにかなりそうなので、ある程度絞ってお伝えしようと思います。

  最初に。
  放映当初から11話まで、延々ようちか不足で身悶えしてました。
  ……いや、割と死活問題でしたよ。これ1クールで三年生加入できんのか、とか思ったりもしてましたが、それ以上に気になってたのはようちかです。だって、それまでちかりこ祭りですよ?  当時はホントキツかった。
  花田も百合描写がやっとわかってきたのか、と思えた反面、これが限界かぁと感じてしまう脚本でした。恋愛感情があまりにもあからさまなんですよ。そんなに好き好き言うわけないじゃないですか普通。
  女の子から女の子への、恋愛的な「好き」が基本的にアブノーマルであることを忘れてはいけないと思います。常識と感情がせめぎ合う葛藤、それを含めて「百合」は成立するんです……何か本題からズレてきた気がするんで次に行きますね。

  作画とCGの質か単純に上がったと思ってます。
  技術の進歩と言えばそれまでですが、絵がキレイか、とか動きが滑らかか、といった要素は「アニメ」にとっては最重要なファクターです。作画崩壊がネタにできるのは、それが「たまに起こってしまう事故」という前提に基づいています。
  具体的な名前は控えますが、そういう事態を頻繁に引き起こすようなアニメは、単なるクソアニメに成り下がるだけです。1話きりならまだしも、それが何話も続いてしまったら救いようがありません。
  ストーリーが良く、作品的評価が高くても「作画が気に入らない」というだけで視聴率が落ちる。それがアニメというものです。そういう点での不満はあまりなかったと思います。スタッフの方はもう少し、本物のピアノを良く見ておくべきでしょうが、ね。

  最終的に「Aqoursはμ'sとは違う」という結論に至った高海千歌ですが、では最終的に、彼女らはどこに向かうのでしょうか。
  ここで、あまり本意ではありませんが、音ノ木坂の場合を考えてみます。μ'sは音ノ木坂の廃校を阻止する、という目的で組織され、それが半ば以上達成されてしまうことで、高坂穂乃果は一度スクールアイドルを挫折します。しかし、自分自身の「歌と躍りが好きだ」という想いと「μ'sの皆と最高の舞台に立ちたい」という願いが彼女を再起させ、ラブライブ優勝という目標に向かっていくことになります。
  目的意識の曖昧さ、という意味では、1期での穂乃果も千歌もさほど変わりません。ですが、ラストにおいて「スクールアイドルをやっていく意味」を見出だせたかどうか、という点では決定的に違います。サンシャインに対して妙なモヤモヤを抱えている方は、おそらくこれが気になるのではないでしょうか。サンシャインの2期に何を期待するべきなのか、それがわからない。
  少なくともぼくはそう感じました。言い方が悪いかもしれませんが、あの最終話に対して、ぼくは「マンガの打ち切り」というイメージが浮かんだのです。次の展開が読めない中での、総集編的な最終話――あるはずとは思っていましたが、ぼくが「2期ないかもな」と思ってしまったのは紛れもない事実です。
  結果としては杞憂に終わったわけですが、未だに不安は残っています。Aqoursが、Aqoursにしかない価値を生み出してくれることを切に願うばかりです。


  ……今、ぼくの耳にはSTART:DASH!!が流れています。三人の。

「またひとつ 夢が生まれ…」

  μ'sという光から、Aqoursという一つの新たな夢のつぼみができました。それが無事に花開くのか、ぼくにはまだわかりません。
  このコンテンツ過多の時代、供給を終えたものは否応なく風化するものです。μ'sの名ですら、決して永遠に輝くものではないでしょう。星がそうであるように、どれほど巨大な光であっても、いずれは衰え、掻き消されるものです。
  新たな世代たるAqoursが「サンシャイン」の名に恥じない輝きを得ることを、この世界の片隅でひっそりと祈ります。

  ……美文で〆るのは性分に合わないので、最後の最後に忌憚なき腹黒な本音を言わせてもらいます。
  冒頭でも述べましたが、これは「主張」でなく「感想」です。この文章に対して「自分はここをこう考えています」という「意見」をして頂くのは有意義ですし、共感できたらそれを積極的に取り入れるつもりです。
  ですが「ここはこうじゃないのか」といった「批判」や「反論」の類いは、残念ながら筋違いです。ぼくは議論をしているのではありません。あくまでも、自分の考えを表明しているに過ぎません。それに対して、どう思うかはぼくの知ったことではないですが、その考えを「押しつける」ことだけはやめてください。不愉快です。
  この辺の微妙なニュアンスがどれほどの方に理解して頂けるかはわかりませんが、まあ理解できない方とは、残念ながらこちらもお話しできないだけの話です。
  ぼくはめんどくさがりで、不戦主義者です。争いの火種には、不用意に近づかないべきでしょう?  違いますかね?


  それでは、また何かの機会にお会いしましょう。最後まで読んでくださった、全ての方に惜しみない感謝を。


Presented by HImagine
2017/5/12